【4日目】2017年 タイ 「ほぼ手ぶら&ひとり旅」
タイへひとり旅をしに来て4日目です。今日はいろいろなことを考えました。特に「旅」についてです。経営理念は3つの要素で構成されています。ミッションとビジョンとバリューの3つ。旅の理念も、経理理念と同じように考えてみました。
まずは旅のミッションについて。ミッションとは、使命や存在意義。あらためて考えると、人生に彩りをつけることが旅の存在意義ではないかと私は思い至りました。
タイ様式の建築物のように極彩色でなくていいが、単色ではつまらないので、少しグラデーションがあるような人生にするために、私には旅が必要なのではないかと考えたのです。
人生に別の彩りを加えるためには、いつも体験しないことを意識してみます。日常生活において、いつも私が特に意識しているのは時間感覚。期限から逆算して行動することが癖になっています。
旅のビジョン、つまり具体的な目標はありませんがバリューはあります。それが行動基準です。
旅の行動計画は立てても、ロックはしない。やり切ろうとせず、「中途半端感」満載でいいというのが私の旅の行動基準です。
ガーミンの「ForeAthlete 630J」。逆算思考が必要ないのに、腕時計を持ってきました。しかもウェラブル端末なので、電源までも。
ウォッチフェイスをネットからダウンロードして変えています。44gの軽さだけが気に入っているところ。
時刻を気にせず、行き当たりばったりで公共交通機関を使います。
BTSに乗ってすぐにわかります。
方向が逆でした。
やはり「行き当たりばったりマインド」を反省します。無計画なのはいいですが、迷子になるのは、もういい加減ウンザリです。
駅の中に、立派な文房具屋があります。知人の文具王に知らせてあげたいです。
目当ての「オアシス・スパ」へ。
ということで、今日は朝からタイ式マッサージです。タイへ行く前、人から勧められても絶対に行かないと公言していましたが、計画通りにしないのが私の行動基準です。
4日目のタイは、タイ式マッサージからはじめてみました。思いつきです。
クオリティの高い調度品の数々。雰囲気だけで五感を刺激します。
ランの花が室内のアクセントになっています。
買わないですが、見入ってしまいます。
スパ、マッサージに使用するグッズです。
トリートメントルームまで案内されるまでのプロセスにも雰囲気があります。
ドキドキします。
初体験ではないですが、初体験のようなものです。
今回のスパは、おそらく今後20年たっても忘れないだろうと思うほどの体験となりました。匹敵するのはコスタリカでのラフティング体験です。
22年前、26歳のときのラフティング。今でも何度でも思い出します。それくらいスリリングで、エキサイティングで、アメイジングでした。
今回のスパは、五感のうち視覚と聴覚という二大感覚をほぼ使うことなく、ほぼ嗅覚と触覚をだけをフルに使う体験であったことが、私にとって特に新鮮な要素でした。
触覚については強烈でした。体に塗るものの素材によって、ざらついているもの、ぬるっとしているもの、サラサラしているもの、暖かいもの、ひんやりするもの、若干熱いもの、刺激的でワクワクさせるもの、安らぎを感じ、眠りに誘うものなど、幾度も変化します。
もう一つの感覚、嗅覚についても、過去こんなに意識したことはなかったでしょう。レモングラスのような匂いのもの、若い草のような匂いのもの、蜂蜜のような匂いのもの、瓜のような匂いのもの・・・。
複雑な感覚が体のあちこち、それこそ足指の間にまで及び、知らない世界に入り込んだような感覚を味わいました。
特にフェイスマッサージはよかったです。何かを載せたり、拭いたり、塗ったり、重ねたり、拭いたり、押し付けたり、温めたり、冷やしたり、伸ばしたり、圧を掛けたり・・・。
ずっと目を閉じていたので、体の表面と鼻の奥でしか物事を知覚できないので、想像するしかできませんでしたが、だからこそ、20年は忘れないだろう体験になったと思います。
つまり一言で表現すると「気持ちよかった」ということです。
200分間も、別世界にいました。
終わったあとに暖かいジャスミンティーを飲みました。食道を通って胃袋に入るまでの感覚さえわかるほどに、感覚が研ぎ澄まされていました。
隣接する有名店「サヤーム・ウィズダム」へ。シェフが人気番組に出るほどの腕前だそうです。
火曜日だからか、ほとんど人がいません。
細かい米の麺をカリカリに揚げ、砕いたエビを加えナンプラーソースであえたミークローブ・タイ。
オススメのグリーンカリー。おいしいのですが、スパ体験のおかげで、頭がぼーっとしています。
全部食べることができず、店員さんに謝りました。
夢見心地で歩きます。駅は、在住日本人が多いと言われるプロムポン。
エムクオーティエ。昨日行ったサヤーム・センター周辺とはまったく違う高級店を揃えています。
ビル内は人があまりいません。限られた人種しかいないです。
祠とルイヴィトンとのコラボ?
シャネルやグッチ、プラダなど、いかにもという高級ブランド店が並んでいます。
パテック・フィリップが!名古屋にはないし、東京でも訪れたことがないので、この店だけは入っていきました。
ウブロはパスしました。
ビームスも。
高級スピーカーっぽいものが展示販売されています。ここはタイなのか?
とっても高いパン屋さんが。ゲルマン系白人か、日本人しか寄ってきません。
私がイメージするタイとは違う一面を切り取って残したいです。
TWGで「お紅茶」と「おケーキ」を、と思ったのですが、なんとなくやめました。意思決定の判断材料は「なんとなく」です。論理的ではなく、感覚的に決めます。
あちこちのビルを散策しただけで、何も買わずに帰路につきました。
いつものように、このような路地を通って。
今日はとても体が元気でした。スパのおかげだと確信しています。
さて、47歳はこれで終わり。明日は早朝からアユタヤー遺跡です。
【3日目】2017年 タイ 「ほぼ手ぶら&ひとり旅」
タイへひとり旅をしに来て3日目です。
昨日、歩き過ぎて脱水気味になったため、今日はおとなしくしたいと思っています。
4時前に起きてチャオプラヤー川周辺を眺めます。
空が白みがかってきます。
目が冴えています。しかし風景だけ見続けるのは退屈です。
お茶を準備し始めました。
すっかり朝です。
6時を過ぎたので、川辺のレストランで朝食です。
誰もいません。そういえば今日は月曜日です。
笑顔が素敵です。
マンゴーをその場で切ってくださいます。
パンの種類も豊富。
見るだけでお腹いっぱいです。
7時過ぎです。日本は9時過ぎ。iPhoneにいっぱいメールが入ってくるので、必死に返信します。もう蒸し暑いです。
ホテルでお掃除をしている方を眺めながら、メールの返信。日本は月曜日の朝です。とてつもない罪悪感を覚えます。
今回はクレジットカードをあまり使いません。ですからお金の管理が大変です。
チャオプラヤー川を渡ります。
チャオプラヤー川のクルーズには、いろいろあるようです。バンコクを知るには、チャオプラヤー川を知る必要がある気がします。
竹箒が捨ててあります。イヤ、このように置いてあるのかもしれません。
BTSのサパーン・タークシン駅へ行こうとしますが、何度も道を間違え、登り下りします。
ようやく見つけました。ゴッサムシティのような、ゴツい何かが見えます。
券売機は信用せず、窓口でチケットを買います。
ようやく路線を覚えられるようになってきました。
バンコク中心街のサヤームへ。
12分でサヤームに。凄い人です。
都会です。
サヤーム・センター。洗練されています。そこら中のビル壁に設置された、デジタルサイネージが目につきます。
歩きます。
いい雰囲気です。
着きました。
「ジム・トンプソンの家」です。タイシルクを世界に広めた方の屋敷が記念館になっています。
150パーツ支払って入館しました。
日本語ガイドが付きました。中国語、英語、韓国語など、各ガイドさんが観光客さんたちを案内していましたが、日本人は私だけ。月曜日だから、でしょうか。
屋敷内は撮影不可。中庭は撮っていいですが、まるでジャングルです。
迷路のようです。
外から少しだけ撮影オーケーと言われました。
ビルマ、カンボジア、ミャンマー、中国など、いろいろ国からトンプソンが集めた骨董品が並んでいます。
タイシルクを編む実演が。いかにも観光地、という感じです。
敷地内のジム・トンプソン・ワインバーというレストランに入りました。昼の12時前です。
中はとても冷えています。
ライチとヨーグルトのスムージー。やめておけばいいのに調子に乗ってしまいました。クーラーで急に冷えた体に、半分凍った飲み物。
特製の「パッ・タイ」です。あまり辛くありませんと言われましたが、私にはかなり辛かったです。
私には、かなり辛かったです。
昨日買ったモレスキン風のメモ帳に「絶対達成社長の会」についてのアイデアを書き始めました。しかし、10分も持ちません。お腹が痛くなってきました。
外に出ると、もの凄く蒸し暑い。ダラダラ歩いていられません。外国人観光客は歩くのが遅いのか、すぐに距離が縮まります。
抜きます。
すぐに追いつきます。抜きます。私が歩くのが速いのかもしれません。
サヤーム・センター、サヤーム・パラゴン方面へ戻ってきました。トイレへ行きたいです。
デパートに入るとき、荷物検査が必ずあります。
デパートに入ると、またもの凄く冷えます。お腹によくないです。トイレからなかなか出られませんでした。
また外に出ます。蒸し暑い。
わざわざビルの角にデジタルサイネージが。そこまで動く広告を見せたいですか?
あれ、待てよ。街中、デジタルサイネージがありますね。
なんか同じところをぐるぐる回っている気がします。次の目的地が見つからない。向こうの歩道に渡れません。
いちいちデパートに入らないと、大通りを渡れないのです。方向音痴の私には地獄です。
デパートに入った瞬間、方角がわからなくなります。室内は極寒ですし。
あんなところにもデジタルサイネージが。
歩きます。しんどいです。また行き止まり。何度も何度も繰り返します。
またデパートへ。荷物検査です。
ここのデパートは4回めです。いくらなんでも私の移動の仕方は非効率すぎます。昨日から反省ばかりです。寒いし!
また外に出ます。暑いし!
あんなところにも巨大なデジタルサイネージが。誰が見るんですか。
うわあ、ここにも。
これもデジタルサイネージです。目がチカチカします。
名古屋にはない、こんなにデジタルサイネージ、ない。
まだある。
これもデジタルサイネージ。
横断幕かっ!と突っ込みたくなるようなデジタルサイネージ。
奥のほうのデジタルサイネージは、なんと立体です。電力会社、儲かりますね。
バンコクは、上海や台北、シンガポール、東京のように洗練されてますね。名古屋人の私には刺激が強すぎます。
ようやく抜け出ました。
サイアム・アット・サイアム・デザイン・ホテルというところへ。
エントランスから奇抜です。
奇抜です。
ホテルですよね?
これが受付?ホテルの?
ホテルに用はなく、9階へ。
ウェンディツアーのオフィスに到着!
アユタヤー遺跡の日帰りツアーに申し込みに来ました。初めて日本の方にお会いできて嬉しかったです。とっても親切でした。
券売機にチャレンジ。今回は買えました。
まだお腹がよくありません。明らかに昼のパッタイとスムージーとクーラーでやられました。
車内にもデジタルサイネージが!たぶん、一車両に6個はあると思います。タイは「象」より「デジタルサイネージ」ですね。
駅にあるATMにもデジタルサイネージ。
そういえばトイレの出入り口にもデジタルサイネージがありました。あ、これは使用方法の解説か。それにしても、バンコクには液晶ディスプレイが多すぎますね。
まだ夕食には早いですが、どうしても行きたい店が。
怪しい道を抜けて行きます。
あった!イタリア風のタイ料理の店。「マザッロ」。
いい雰囲気。
お腹痛いけど、大丈夫。
よせばいいのに、ビール。
お腹を温めるために?パンプキンスープ頼みました。
エビのフライ。名古屋人ですから。美味しいです。でも、お腹にきます。ビールやめておけばよかったです。
大きなエビが入った「パッタイ」。今回は辛くなかったですが、お腹の調子がよくなく、全部食べられず。ビールもほとんど飲めませんでした。
脂汗をかきながら船着場にいたら、ガードマン風の女性が優しく語りかけてくださいました。何を言ってるかわかりませんでしたが、通じるものがありました。
明後日の私の誕生日に、バンコク近郊のアユタヤー遺跡を観光することにしました。
お腹の調子を整えておきます。
【2日目】 2017年 タイ 「ほぼ手ぶら&ひとり旅」
タイへひとり旅に来て2日目。
朝4時半から起きてしまいましたが、頑張って二度寝をしました。今日の計画は、バンコクで最も人気の観光スポット、「ワット・プラケーオ」へ行くこと。しかし「絶対未達成の旅」なのでどうなるかわかりません。
朝から、クァイティアオという、米粉の麺料理を食べました。あっさりして美味しい。
マンゴー、パパイヤ、スイカ、パイナップルなどのフルーツや野菜もふんだんに。
バーバリーのジャケット。室内はどこも冷房が強いので防寒対策に。タイはドレスコードも気にする必要ありと聞いていたので、そのためのものでもあります。
たたむと、小さなポーチに変形します。
ミッドソールの外側にDUOMAXを配置した、アシックスのウォーキングシューズ。ジャケットに合うように黒一色のを探しました。
今日はこのウォーキングシューズが大活躍。
セブンイレブンで探し物。ありませんでした。
朝9時過ぎにワット・プラケーオへ向けて出発。5キロ。歩いて1時間の道のり。
歩道が高い!!洪水対策のようですが、ただ歩道を歩いてるだけなのに、アップダウンがキツイです。
5分もしないうちからバテてきました。名古屋の真夏ほどではないですが、朝から蒸し暑い。排気ガスもけっこうキツイ。
またセブンイレブンへ。休憩しないとダメ。
探し物を見つけました。折り畳み傘!夕方からスコールに見舞われるかもしれないため。意外と高かったです。
20分ほど歩きました。かなりキツイです。
Googleマップを頼りに歩いていますが、何度も道に迷います。外国人観光客、誰もいません。普通は歩いてワット・プラケーオを目指さないからでしょう。
タクシー拾おうか、悩みました。汗っかきでもないのに、目に入ってしみるほど汗がとめどなく流れます。
バンコク市街には、たくさんの運河が流れています。
仏教寺院を見つけました。ガイドブックにも載っていない寺院なのに、とても立派に見えます。
ちなみに白壁の塗料は何を使っているのか気になりました。
また運河です。かなりしんどい。
ついにプラポックアオ橋が見えてきました。
この橋を渡って、チャオプラヤー川の対岸へ渡ります。ものすごく非効率的な移動方法をとってしまったことは間違いありません。
いくら「絶対未達成の旅」とはいえ、無謀でした。
大きな橋です。帰りはチャオプラヤー・エクスプレス・ボートを絶対に使おうと誓いました。
ボートで移動している人が羨ましいです。
対岸まで来ました。これが「ワット・プラケーオ」?と思いましたが、全然違いました。
繁華街へ入っていきます。まだ10時前ですが、ものすごく暑い。バテます。
客引きにほとんど合いません。日陰は嬉しいです。
また運河です。小さな橋でも登るのがツライ。
ようやく何かが見えてきました。仏塔です。
「ワット・ポー」です。バンコクの三大寺院の一つ!
100バーツ払って入場しました。「ワット・プラケーオ」へ早く行きたいとも思いましたが、ここも外せない観光名所です。
しかし、この時点でかなりバテていました。敷地内で座り込んでしばらく立てませんでした。
引き返したいけれども、歩いて引き返すのはかなり難しい。
黄金の仏像をしばらく眺めたい気持ちになりますが、立っているのがしんどいです。
敷地内で太極拳のようなことをされている方々に遭遇しますが、先を急ぎます。とにかく蒸し暑い。まだ10時過ぎなのに。
「ワット・ポー」を象徴する4基の仏塔です。
なかなか見つかりません。敷地が広いです。ペットボトルの水を口にしながら、探します。
ついに見つけました。人集りが凄い!「大寝釈迦仏堂」です。
出た・・・。見たことあります!
テレビやガイドブックや絵はがきで見たことあります。
全長46メートル、高さ15メートル。仏堂の中にいると、全体観を掴むのは、かなり難しいです。
仏堂の中の壁画にも注目しました。
ところどころ、草花で造形したお供え物のようなものが。
皆さん記念撮影しています。ここがベストスポットらしいです。かなり待ちました。
普通の写真では収まらないです。46メートルありますから。
お賽銭を入れる壺のようなものが、通路沿いに数え切れないほど置かれていて、皆さんここに小銭を一枚一枚入れておられました。
「ワット・ポー」だけで、もう帰ろうか真剣に悩みました。
「ワット・ポー」の全容。
鐘を鳴らしている方々がいました。何かご利益があるのでしょうか。
そこらじゅうに金箔が貼られた仏像が。
後から後から新しい金箔が貼られたように見えます。不思議です。
休まず、「ワット・ポー」を出て王宮&ワット・プラケーオを目指すことに。引き返しようがないですし。
王宮の外壁。延々に続きます。日陰に入って、何度も座り込みました。
ずっと続きます。「ワット・ポー」とは比較にならない大きさのようです。
タイのお供えの花として、よく利用される「マリーゴールド」のようです。
警察による保安検査場がありました。ここを通過。
王宮はもうすぐです。物々しい雰囲気が漂っています。
あれが入り口のようです。ようやく到着。
入りました。敷地がとても広いです。そして「ワット・ポー」とは比較にならないほどの観光客で賑わっています。人の渋滞で、なかなか動きません。
入場料は500バーツ。さすが、それなりの値段ですね。日本円で1500円くらい。
黄金の仏塔「プラ・スイー・ラッテナ・チェーディー」。まず一番はじめに、目に飛び込んできます。
チェーディーを間近で見ると、こんな感じ。黄金のタイルが規則正しく貼られています。
ピラミッド状に層を重ねる「プラ・モンドップ」。イタリアのゴシック様式の教会を思わせる佇まい。
モンドップの足元にも数え切れないほどの装飾物が。
表面のディテール。
微細な彫像が、表面を何層にも覆い尽くしています。
目を刺激する眩ゆいほどの彫像たち。
彫像の足元にも注目しました。
タイのシンボル「象」がここに。
チェーディーの前に立つ「ホー・プラ・ナーク」。
その横の「ウイハーン・ヨート」。
見上げてみました。
チェーディーとモンドップという組み合わせ。
向こう側に「ロイヤル・パンテオン」を望める構図。凄すぎて、だんだん頭が麻痺してきます。
これが「エメラルド仏寺院の本堂」です。しかし、ここに来るまでに、もう散々感動しまくってしまったため、若干刺激に慣れてきてしまった感じ。
線香を焚いている方々がいらっしゃいます。
これが「ロイヤル・パンテオン」です。ガイドブックを見て頭を整理するのに大変。
本堂の回廊を通って中へ入ろうとしましたが、もの凄い人ですし、疲れもピーク。エメラルド仏は、諦めました。
暑い。暑い。蒸し暑い。休みたいが、休む場所がないです。
帰ろうと決意したのですが、出口が見当たらず、ぐるぐる同じところを行き来します。キツイ。
ようやく出口が・・・。おおっ!
王宮のシンボル的建造物、「チャックリー・マハー・プラサート宮殿」。
これは・・・もの凄く壮麗です。風格あるビクトリア様式と伝統的なタイ様式を融合した白亜の建物に、圧倒されます。
向こう側に「ドゥースイット・マハー・プラサート宮殿」が。近くには寄ることができず、何種にもなった極彩色の屋根を間近で目にすることは叶いませんでした。
まだ帰りたくなかったですが、体が持ちません。まだバンコクの暑さに慣れないようです。
団体客がとても多いです。
ようやく出口へと。まだ11時過ぎです。ホテルを出発して2時間もたっていませんが、かなり密度の濃い時間を過ごした気がします。
もう今日はこれで十分。ホテルへ戻って昼寝したい。
ワット・プラケーオ最寄りの船着場「ター・チャーン」で、チャオプラヤー・エクスプレス・ボートに乗ろうとやって来ました。
チャオプラヤー・エクスプレス・ボートの経路を必死に覚えます。どこで下船したらいいのか。
チケットは買わなくていいのか?不安を胸に乗船します。
乗りました。激混み。座りたいです・・・。
ボートの中でチケット購入。切手サイズのチケットです。
ようやく座れました。日差しが頭から降り注ぐ席でしたが。
ついに、のんびりできます。
王族の方でしょうか。ビルの片側一面に巨大写真が貼られています。
船着場で下船して歩いていたら、地元の高校の建物が。
優秀な生徒さんたちでしょうか。写真付きで壁一面に紹介されています。進学校なのでしょうね。
バンコク中心部に戻ってきました。12時前です。ランチしたいですが、下調べしてないため、どこで食べようか、迷います。
信号が青でも、横断歩道があっても、向こう側に渡るのにまだ勇気がいります。
青年海外協力隊時代の感覚が戻ってきません。
脱水気味になっていたせいもあり、もうどこでもいいから店に入りたいと思い、スターバックスへ。
食べ物二品と甘いのが飲みたくてカフェモカを注文しました。一桁間違えてるのでは?と思えるほど値段は高かったです。
タイ料理にしておけばよかったです。
値段が高いせいか、店内はガラガラでした。
欧米人が経営しているショップへ。
モレスキン風のメモ帳を購入しました。ロディアを持っていましたが、あえて。
アイスコーヒー飲みながら、これからやりたいことを小一時間、ここに書きなぐりました。オーナー風の欧米人がやたらと話しかけてきましたが、言葉がわからないフリをしてやり過ごしました。
再びチャオプラヤー川をボートで渡ります。
ホテルで昼寝すると、ボートの中で誓いました。
ブログ書いてから・・・寝ました・・・。
夜は食べるところを探すのが面倒で、近くの中華料理のお店へ。タイを代表するビール「シン」。 1933年から続く老舗ブランドだそうです。
2017年 タイ「ほぼ手ぶら&ひとり旅」初日
今日から6泊7日でタイへ「ひとり旅」です。
パスポート、お金、iPhone、キンドル、GPSウォッチ、そしてそれぞれの電源。
それしか持たず「ほぼ手ぶら」での海外渡航がようやく叶いました。
さて海外へ1人で行くとき、自分の中で決めていることがあります。
有名な観光地を見てまわるより、その土地のことを少しでも味わいたい。
なので、できる限りタクシーを使わないこと。
公共交通機関と徒歩だけでまわることを決めています。
そうすることで、確実に地図を覚えるからです。
その土地を知ることは、地図を知ること。いつも上空から眺めているように、バンコクのどこにいるのか、常にわかるようにしておくことが大事だと思っています。
なので、タイへ行く前は地図、駅名、通りの名称などを頭に叩き込みました。
空港から市街へのエアポートレイルリンク、バンコク内のスカイトレイン、MRT、などの路線図、主要駅を記憶しようと必死です。
普段はものすごい方向音痴で、日本国内では迷ってばかりいますが、海外で方向音痴は命取りになることも。
青年海外協力隊のころから、とにかく地図だけは覚えようとする癖がつきました。
さて、セントレアから約6時間かけて、タイのスワンナプーム国際空港に到着しました。
空港から市街へ向かうエアポートレイルリンクへ。
空港の公衆電話
液晶画面の公衆電話も。
空港トイレはきれい。
セブンイレブンへ。
ミネラルウォーターとカシューナッツ買ってみる。
タイでは身だしなみが大事だと聞いています。なので、タイ版ギャツビーを。
エアポートレイルリンクに乗り込む。
パヤータイで乗り換えてBTSへ。
切符の自動販売機が壊れていて、小銭が出てこなくなりました。40バーツ損する。^ ^
地元の学生が多い。みんな表情が豊かで素敵です。
タイの街並みが身近に。サパーン・タークシンで降りました。
雨季だから、土砂降りの雨が降りました。
チャオプラヤー川を渡ろうとボートに乗ったとき、ふと「絶タイ達成」というフレーズを思いつきました。
タイの初めての夕食。辛さ控えめにしていただきました。名前を覚えられない。
「微笑みの国」のタイですから、皆さん、とても愛らしいスマイルをされています。
明日は午前中だけ、観光しようかと計画していますが、ビジネスと違い「行き当たりばったりマインド」で適当にぶらぶらします。
初日は「ありがとう」を意味する「コープクン クラップ」だけ覚えました。