【4日目 最終日】韓国ソウル 2018
3泊4日、韓国ソウルへの旅、最終日。
昨年の「タイへの旅」と同じように、今回も着替えはゼロで来ましたので、毎日、シャツとパンツと靴下は、寝る前に洗面所で石鹸をつけて洗い、ドライヤーをあて、朝までつるして乾かして、毎日使っていました。
タイではさすがに一週間いたので、下着は現地で買いましたが、今回はそれもなし。ずっと毎晩、洗いつづけました。青年海外協力隊時代を思い出します。
今日もノープラン。
名観光地、昌徳宮(チャンドックン)へ足を向けるか悩みましたが、やめにすることに。朝食しながら、考えました。
目的もなく、やってくると本当に効率が悪い。事前情報もないので、意思決定する基準もない。
ただ、韓国に来てすごくよかったなと思うのは、この年齢になるまで、日本にとって重要な隣国のことを、まるで知らなかった自分に気づけたことです。
そして、発展している国か、人種が異なる国かの、2つの違いにより、中央アメリカでは蔑視されてきましたから、発見は大きかったです。
韓国では、両方の面から、まったくソレがない。
教育の行き届いていない、別の人種の人からの目線を感じながら生きたことがない人には理解されないであろう。
この国は、いろいろな面で似ていて、過ごすのにきわめてストレスがなかった。観光よりも、働いたら楽しいだろうな、と真剣に思える国であったと思います。
このような気持ちになれて、本当に来てよかった。
最終日、これ以上観光する意味がない。それより、隣国の人間としてもっと頑張りたい。もっと成長したいと思い、ホテルのラウンジで1時間半こもって勉強&作業をしました。
日本では、なかなかまとまった時間がないので、頭を整理するのに、すごく役立ちました。
さあ、昼になってから移動を開始。まずはソウル駅へ。
一度もタクシーも、ツアーも利用しませんでした。
ほぼ地下鉄だけを使って、滞在中は移動しまくりました。
見慣れた風景。もう、地下鉄の仕組みは、かなり覚えました。
金属っぽい車内。
もう違和感がない。インパクト×回数で、思考プログラムが変化しました。
ソウル駅に到着。これから空港へ。
初日に立ち寄ったコンビニ。お金が余っていたので、何か買おうか迷う。
空港へ。
行き先間違えた。やはり、まだ慣れていない……。
総合案内所で聞いて、何とかチケットを買えました。
改札口を通って
ソウル市内の地図。かなり頭に入っています。
地図や、地名が頭に入っていることが、いちばんの思い出。そして、いちばんの自分へのお土産。
外の風景。
いつものことだが、お土産はゼロ。
以前、北海道知床ウトロでお土産屋さんで働いていた経験から、「お土産を買う人は観光地のカモだ」というバイアスがかかっています。家族も、部下も、私を知る人物は、誰も期待していません。
空港駅に着いた。
宇宙船のような建物。
4960ウォン余っていたので、お昼は4500ウォンの「韓国のり巻き」を質素に食べました。
換金した3000円で、何とか過ごせました。460ウォン余ったので、帰りの飛行機の中でユニセフ募金をしました。
プライオリティパスを使ってラウンジへ。
ここでもパソコンを開いて勉強&作業。韓国に来てパワーをもらえました。もっと頑張らないと! という気持ちを芽生えさせてもらいました。
普通なら、「頑張ろう」と思うだけで帰国するだけ。そんな決意も、すぐに忘れ、なんだかんだ日ごろの生活に忙殺され、忘れてしまうものです。今回は帰国する前から、観光を放棄してそれを実践したのがよかった。
「いずれ」「そのうち」が、やってくることはない。さらにスピード感をもって成長していきます。