絶対未達成マインドの旅blog

ビジネスは絶対達成、旅は絶対未達成。 計画は立てても、計画の通りにはほとんど行動しない旅の記録。

【7日目 最終日】タイ 2017年 「ほぼ手ぶら&ひとり旅」

タイにひとり旅をしに来て7日目――を迎える前夜、まさかの事態が起こるのですが、その前に、少しだけこの旅を振り返ってみたいと思います。

何より、一番満足感を覚えたのは少ない荷物で約1週間を乗り越えられたこと。あらためて、日ごろから多くの荷物を持ち歩いて生きていることに気付かされました。

海外渡航において荷物が少ないと、とてもよいことがたくさんあります。まず準備をするのがとても楽です。すごくスピーディーにできます。帰るときに身支度するのもとてもスピーディーです。何かホテルの部屋に置き忘れてないかと悩むこともほぼありません。

今回、4日目にホテルを変えましたが、そのとき、すべての荷物を観光地(アユタヤ遺跡)へ持っていっても何も問題がありませんでした。そもそも荷物が少なかったからです。 

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地球の歩き方」プロデュースの財布。外貨、小銭、カードをうまく収納できます。

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ユニクロで買ったコットンシャツ。とても肌触りがよく、このシャツを着たまま眠ることができます。無地の白にしたのは、飽きないから。1週間、ずっとこの1枚で過ごしました。

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EDWINの「ジャージーズ」。今回、最もこだわったアイテム。パジャマと同じぐらい肌触りがよく、これを穿いたまま眠ることもできます。ドレスコードを求められたとき、カーキ色なら無難だろうと思ったこと、青年海外協力隊時代に出会った、50代の世界一周旅行男が言っていた「パキスタンで30円で買ったのを7年はいている」というズボンがカーキ色だったことを強烈に覚えていて、それを真似ました。

確かに1週間、穿いていても飽きませんでしたが、もう少しカタチがスリムであったら私の好みだったなと。あと、ベルトが必要なく紐で結ぶタイプなのは、もの凄く楽でした。(紐はユニクロのシャツで隠れていたので、外からは見えません)

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カッコいいかどうかはおいておいて、旅のマストアイテムか。日本ではあまり着用しないと思います。

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初日に購入した「タイ版ギャツビー」もほぼなくなりました。買った下着類は捨てました。傘も現地の方にあげました。

手荷物はほとんどなく、6日目の夜、日本から持ってきた下着や靴下をいつものように石鹸で洗い、乾かしているところに――想定外の問題が発生!

 

【帰りの便が突如欠航に!!!!】

 

ホテルにレターが届き、何となく開けたら「17時間後の深夜の便に振り替えました」というメッセージが。そんな、バカなーー!

6月30日の夕方6時に中部国際空港セントレア)へ到着予定の便が、7月1日の午前到着の便に自動振替されてしまったのです。そんなことあるのか? 

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ここからなんと2時間にわたって、ホテルのフロントの方々と協力し、タイ航空、ANAなどへ電話をしまくり、翌日早朝7時過ぎのフライトを確保しました。しかし到着先はセントレアではなく「成田」です。

もう1日バンコクを観光してから深夜の便でセントレアへ戻るか、予定よりも4時間はやいフライトで成田まで行くか。(それでも自宅に戻るのは当初の予定より遅くなる) 少し迷いましたが、はやいフライトを選択。一番の理由は、2時間以上も私のために奔走してくださったホテルスタッフに「やっぱりいいです。深夜の便で帰ります」と言えなかったから。何とか6月30日中にこの人を日本へ帰したいと頑張ってくださったスタッフの努力を無駄にできないと思ったのです。まさに「サンクコスト効果」という心理現象です。

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2時間ぐらいしか眠られず、深夜にホテルを出ました。本当に、荷物が少なくてよかったです。

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もちろんエアポートレイルリンクの営業時間外ですから、スワンナプーム国際空港までタクシーです。これも想定外。お金を残しておいてよかったです。

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東京から成田ぐらいまでの距離でしょうか。高速道路をぶっ飛ばします。

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空港に到着。

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大きい空港です。

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広すぎて、わけがわかりません。

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ようやく見つけました。カウンターで手続きをしないといけません。

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本当にチケットを変更できていたのか。ずっと不安でした。

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チケットはちゃんと変更できていました! そして出国もスムーズにできました。

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さあ、ゲートへ向かいます。時間がありません。

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スワンナプーム国際空港、広いです。

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歩いても歩いても、ゲートにたどり着きません。焦ってきました。

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まだですか。

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10分以上歩いています。

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ようやくゲートに近付いてきた気がします。

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到着した……。

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ようやく機内へ。

前夜からずっと緊張状態で、ようやくここで一息つきました。そしてこのときになってあらためて考えたことがあります。それは、どんな不誠実、不条理なことであっても、ダメなものはダメと言われたら諦めるしかないので、次にどう対策を取ろうかと気持ちの切り替えができます。しかし、このように交渉次第では何とかなる、ということが起こると、もの凄く気持ちが揺れますね。いろいろなことに疑いを持ってしまいます。

ビジネスの世界も同じ。ブレることによって結果的に相手を惑わすことになります。悩みを深くするという罪深いことも発生します。やはり、何事にも動じず「壁」のような存在になることが優しさに繋がるということを、タイ在住最後の日に思い知ったのでした。

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成田に到着! でも、成田か……。

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成田エクスプレスを使って品川へ。そして品川で乗り継いで新幹線で名古屋まで戻りました。金曜日の夜です。東京ー名古屋間の東海道新幹線はいつも通り、大変混雑しておりました。

今回はタイへ行ったというより、バンコクへ行ったと表現したほうがいいでしょうね。

日本の見所は東京にだけ集中しているのではなく、京都や広島、北海道など、名所はたくさんあるわけで、それと同じように、アジア随一の観光国であるタイを味わうには、まだまだ不十分すぎることは明らか。それがわかっただけでも素晴らしくよい旅だったと思います。

物事を一方向でしか捉えるのではなく、別の多くの視点をもってその国を知りたいと思えるようになったからです。

「微笑みの国」タイ、ありがとうございます! 

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次にタイヘ行くときは、チェンマイやスコータイ、プーケットといった、地方の観光地にも足を向けたいですね。

 

(帰国して、しみじみ思いましたが、荷物が少ないと本当にラクです。後片づけも一切必要ないので。あと賛否両論あるでしょうが、いつも私はお土産を買いません。お土産がないことも、帰国後スピーディーに日常に戻ることができる要素のひとつですね。帰宅して早速いくつかの仕事をこなしました)