【2日目】 2017年 タイ 「ほぼ手ぶら&ひとり旅」
タイへひとり旅に来て2日目。
朝4時半から起きてしまいましたが、頑張って二度寝をしました。今日の計画は、バンコクで最も人気の観光スポット、「ワット・プラケーオ」へ行くこと。しかし「絶対未達成の旅」なのでどうなるかわかりません。
朝から、クァイティアオという、米粉の麺料理を食べました。あっさりして美味しい。
マンゴー、パパイヤ、スイカ、パイナップルなどのフルーツや野菜もふんだんに。
バーバリーのジャケット。室内はどこも冷房が強いので防寒対策に。タイはドレスコードも気にする必要ありと聞いていたので、そのためのものでもあります。
たたむと、小さなポーチに変形します。
ミッドソールの外側にDUOMAXを配置した、アシックスのウォーキングシューズ。ジャケットに合うように黒一色のを探しました。
今日はこのウォーキングシューズが大活躍。
セブンイレブンで探し物。ありませんでした。
朝9時過ぎにワット・プラケーオへ向けて出発。5キロ。歩いて1時間の道のり。
歩道が高い!!洪水対策のようですが、ただ歩道を歩いてるだけなのに、アップダウンがキツイです。
5分もしないうちからバテてきました。名古屋の真夏ほどではないですが、朝から蒸し暑い。排気ガスもけっこうキツイ。
またセブンイレブンへ。休憩しないとダメ。
探し物を見つけました。折り畳み傘!夕方からスコールに見舞われるかもしれないため。意外と高かったです。
20分ほど歩きました。かなりキツイです。
Googleマップを頼りに歩いていますが、何度も道に迷います。外国人観光客、誰もいません。普通は歩いてワット・プラケーオを目指さないからでしょう。
タクシー拾おうか、悩みました。汗っかきでもないのに、目に入ってしみるほど汗がとめどなく流れます。
バンコク市街には、たくさんの運河が流れています。
仏教寺院を見つけました。ガイドブックにも載っていない寺院なのに、とても立派に見えます。
ちなみに白壁の塗料は何を使っているのか気になりました。
また運河です。かなりしんどい。
ついにプラポックアオ橋が見えてきました。
この橋を渡って、チャオプラヤー川の対岸へ渡ります。ものすごく非効率的な移動方法をとってしまったことは間違いありません。
いくら「絶対未達成の旅」とはいえ、無謀でした。
大きな橋です。帰りはチャオプラヤー・エクスプレス・ボートを絶対に使おうと誓いました。
ボートで移動している人が羨ましいです。
対岸まで来ました。これが「ワット・プラケーオ」?と思いましたが、全然違いました。
繁華街へ入っていきます。まだ10時前ですが、ものすごく暑い。バテます。
客引きにほとんど合いません。日陰は嬉しいです。
また運河です。小さな橋でも登るのがツライ。
ようやく何かが見えてきました。仏塔です。
「ワット・ポー」です。バンコクの三大寺院の一つ!
100バーツ払って入場しました。「ワット・プラケーオ」へ早く行きたいとも思いましたが、ここも外せない観光名所です。
しかし、この時点でかなりバテていました。敷地内で座り込んでしばらく立てませんでした。
引き返したいけれども、歩いて引き返すのはかなり難しい。
黄金の仏像をしばらく眺めたい気持ちになりますが、立っているのがしんどいです。
敷地内で太極拳のようなことをされている方々に遭遇しますが、先を急ぎます。とにかく蒸し暑い。まだ10時過ぎなのに。
「ワット・ポー」を象徴する4基の仏塔です。
なかなか見つかりません。敷地が広いです。ペットボトルの水を口にしながら、探します。
ついに見つけました。人集りが凄い!「大寝釈迦仏堂」です。
出た・・・。見たことあります!
テレビやガイドブックや絵はがきで見たことあります。
全長46メートル、高さ15メートル。仏堂の中にいると、全体観を掴むのは、かなり難しいです。
仏堂の中の壁画にも注目しました。
ところどころ、草花で造形したお供え物のようなものが。
皆さん記念撮影しています。ここがベストスポットらしいです。かなり待ちました。
普通の写真では収まらないです。46メートルありますから。
お賽銭を入れる壺のようなものが、通路沿いに数え切れないほど置かれていて、皆さんここに小銭を一枚一枚入れておられました。
「ワット・ポー」だけで、もう帰ろうか真剣に悩みました。
「ワット・ポー」の全容。
鐘を鳴らしている方々がいました。何かご利益があるのでしょうか。
そこらじゅうに金箔が貼られた仏像が。
後から後から新しい金箔が貼られたように見えます。不思議です。
休まず、「ワット・ポー」を出て王宮&ワット・プラケーオを目指すことに。引き返しようがないですし。
王宮の外壁。延々に続きます。日陰に入って、何度も座り込みました。
ずっと続きます。「ワット・ポー」とは比較にならない大きさのようです。
タイのお供えの花として、よく利用される「マリーゴールド」のようです。
警察による保安検査場がありました。ここを通過。
王宮はもうすぐです。物々しい雰囲気が漂っています。
あれが入り口のようです。ようやく到着。
入りました。敷地がとても広いです。そして「ワット・ポー」とは比較にならないほどの観光客で賑わっています。人の渋滞で、なかなか動きません。
入場料は500バーツ。さすが、それなりの値段ですね。日本円で1500円くらい。
黄金の仏塔「プラ・スイー・ラッテナ・チェーディー」。まず一番はじめに、目に飛び込んできます。
チェーディーを間近で見ると、こんな感じ。黄金のタイルが規則正しく貼られています。
ピラミッド状に層を重ねる「プラ・モンドップ」。イタリアのゴシック様式の教会を思わせる佇まい。
モンドップの足元にも数え切れないほどの装飾物が。
表面のディテール。
微細な彫像が、表面を何層にも覆い尽くしています。
目を刺激する眩ゆいほどの彫像たち。
彫像の足元にも注目しました。
タイのシンボル「象」がここに。
チェーディーの前に立つ「ホー・プラ・ナーク」。
その横の「ウイハーン・ヨート」。
見上げてみました。
チェーディーとモンドップという組み合わせ。
向こう側に「ロイヤル・パンテオン」を望める構図。凄すぎて、だんだん頭が麻痺してきます。
これが「エメラルド仏寺院の本堂」です。しかし、ここに来るまでに、もう散々感動しまくってしまったため、若干刺激に慣れてきてしまった感じ。
線香を焚いている方々がいらっしゃいます。
これが「ロイヤル・パンテオン」です。ガイドブックを見て頭を整理するのに大変。
本堂の回廊を通って中へ入ろうとしましたが、もの凄い人ですし、疲れもピーク。エメラルド仏は、諦めました。
暑い。暑い。蒸し暑い。休みたいが、休む場所がないです。
帰ろうと決意したのですが、出口が見当たらず、ぐるぐる同じところを行き来します。キツイ。
ようやく出口が・・・。おおっ!
王宮のシンボル的建造物、「チャックリー・マハー・プラサート宮殿」。
これは・・・もの凄く壮麗です。風格あるビクトリア様式と伝統的なタイ様式を融合した白亜の建物に、圧倒されます。
向こう側に「ドゥースイット・マハー・プラサート宮殿」が。近くには寄ることができず、何種にもなった極彩色の屋根を間近で目にすることは叶いませんでした。
まだ帰りたくなかったですが、体が持ちません。まだバンコクの暑さに慣れないようです。
団体客がとても多いです。
ようやく出口へと。まだ11時過ぎです。ホテルを出発して2時間もたっていませんが、かなり密度の濃い時間を過ごした気がします。
もう今日はこれで十分。ホテルへ戻って昼寝したい。
ワット・プラケーオ最寄りの船着場「ター・チャーン」で、チャオプラヤー・エクスプレス・ボートに乗ろうとやって来ました。
チャオプラヤー・エクスプレス・ボートの経路を必死に覚えます。どこで下船したらいいのか。
チケットは買わなくていいのか?不安を胸に乗船します。
乗りました。激混み。座りたいです・・・。
ボートの中でチケット購入。切手サイズのチケットです。
ようやく座れました。日差しが頭から降り注ぐ席でしたが。
ついに、のんびりできます。
王族の方でしょうか。ビルの片側一面に巨大写真が貼られています。
船着場で下船して歩いていたら、地元の高校の建物が。
優秀な生徒さんたちでしょうか。写真付きで壁一面に紹介されています。進学校なのでしょうね。
バンコク中心部に戻ってきました。12時前です。ランチしたいですが、下調べしてないため、どこで食べようか、迷います。
信号が青でも、横断歩道があっても、向こう側に渡るのにまだ勇気がいります。
青年海外協力隊時代の感覚が戻ってきません。
脱水気味になっていたせいもあり、もうどこでもいいから店に入りたいと思い、スターバックスへ。
食べ物二品と甘いのが飲みたくてカフェモカを注文しました。一桁間違えてるのでは?と思えるほど値段は高かったです。
タイ料理にしておけばよかったです。
値段が高いせいか、店内はガラガラでした。
欧米人が経営しているショップへ。
モレスキン風のメモ帳を購入しました。ロディアを持っていましたが、あえて。
アイスコーヒー飲みながら、これからやりたいことを小一時間、ここに書きなぐりました。オーナー風の欧米人がやたらと話しかけてきましたが、言葉がわからないフリをしてやり過ごしました。
再びチャオプラヤー川をボートで渡ります。
ホテルで昼寝すると、ボートの中で誓いました。
ブログ書いてから・・・寝ました・・・。
夜は食べるところを探すのが面倒で、近くの中華料理のお店へ。タイを代表するビール「シン」。 1933年から続く老舗ブランドだそうです。